
2017-11_Vol.5:清水 優美さん
今回ご紹介する「くわなびと」は桑名出身のソプラノ歌手、清水 優美さんです。
東京の国立音大を卒業し、現在も東京を中心に活動をする傍ら、地元三重県でも桑名を中心に活動する清水さんにお話を伺いました。
小学校のクラブ活動がルーツ
清水さんが音楽をはじめたのは、小学校の音楽の先生からクラブ活動の合唱団に誘っていただいた事だそうです。その後、以前東員町にあった「東員ひばり合唱団」に入団し、オペラのこども合唱として四日市の市民オペラに幾度か出演したことでクラシックに目覚め、本格的に声楽を学んできたそうです。
そんな清水さんですが、意外にも中学での部活はバスケ部。「体力をつけた方が良いかな?」と考えたのがその理由で、バスケ部を通じ、現在でも親交の深いお友達も多くできたそうですが、スポーツはあまり得意ではなかったそうで、ずっと補欠だったそうです(笑)
高校では途中から本格的に声楽のレッスンに通ったりもしていたため帰宅部になってしまったそうですが、入学当初から1年の文化祭あたりまではダンス同好会に所属し、3年の時には軽音部でキーボードを担当するなど、様々なことにチャレンジしていたそうです。
大学進学を機に東京へ
大学進学に当たり、清水さんは東京にある国立音楽大学を選ばれました。
その理由はオープンキャンパスに行ったとき、東京の中でも比較的閑静な場所にあり、落ち着いてゆっくりと勉強できそうだと感じたことと、良い先生に巡り合えたため。
『東京は桑名に比べて近所付き合いが少なく、電車が混んでいる』
と笑いながら話す清水さん、今では東京での生活にも慣れ、自分に刺激を与えてくれる多くの人と出会えるのがうれしい、と語ってくれました。
それでもやっぱり桑名が好き!
東京で充実した生活を送りつつも、桑名には2~3か月に一度は帰ってきているそうで、今年もすでに5~6回帰ってきているのだとか。桑名の人は市外に転居されても、清水さんのように頻繁に帰って来られる方が多いですね♪
帰省された際にはMr.ChefやPasta De Concertoといった桑名市内のレストランや、四日市市にあるパラミタミュージアムなど、様々な場所でコンサートを行っているそうですので、機会があったらぜひ一度足をお運びください♪
留学で得たスキルを今後に活かしたい
今後のやりたい活動や将来の目標を伺ってみたところ、
『もちろん演奏もやりたいのですが、クラシックというジャンルは何となくハードルが高いイメージがあり、気軽にコンサートに行けない人が多いので、もっと身近に感じて貰えるような小さいコンサートを企画したり、子ども向けにオペラを解説するワークショップをコンスタントに行ったりしていきたいと考えています。
そのためにも、まずはイタリアでもっと多くの事を学んできて、日本に戻ってきた時にそれを生かせれば良いな、と思います。』
というお答えをいただきました。
それに向け、ただいま清水さんはイタリア語を猛勉強中だそうです。
ご本人によると現在は『聞き取りはかなり上達したのですが、まだ単語がなかなか出て来ない』とのことで、今年の秋にもイタリアへ行きさらなる猛勉強を決意されたそうです。
コンサートではオペラだけでなく、昭和歌謡などの皆さんに親しみやすい楽曲も織り交ぜて楽しませてくれる清水さん。
今後の活躍に注目していきたいと思います♪
清水 優美さんのPROFILE
- 1993年9月18日生まれ(24歳)
- 血液型:B型
- 桑名市在住 ソプラノ歌手
- 趣味:旅行、写真
- 座右の銘:『自分らしく』
- 公式ブログ:ameblo.jp/yuuuuumi0918/
- Twitter:twitter.com/yumirin432
- Facebook:www.facebook.com/yumi.shimizu.568
- イタリア留学を目指しつつ、演奏と楽しい企画の両方やっていきたいと思いますので、ぜひ応援してください!
クラシックが難しいと思わず、カジュアルな服装で気軽に聞きに来てください♪
[Photo & Text:Akinori Asayama ( faith )] <撮影協力:Mr.Chef>※記載内容のデータは執筆当時のものです。